登録番号:6643605 (料金決済システム・非対面式QRコード決済システム) 2020年2月12日

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】特許第6643605号(P6643605)
(24)【登録日】令和2年1月9日(2020.1.9)
(45)【発行日】令和2年2月12日(2020.2.12)
(54)【発明の名称】料金決済システム
(51)【国際特許分類】
G06Q 20/14 (2012.01)
G06Q 20/38 (2012.01)
【FI】
G06Q 20/14
G06Q 20/38 340
【請求項の数】1
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2019-4828(P2019-4828)
(22)【出願日】平成31年1月16日(2019.1.16)
【審査請求日】平成31年2月8日(2019.2.8)
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】514161257
【氏名又は名称】ビックリック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000800
【氏名又は名称】特許業務法人創成国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】大和田 雅人
(72)【発明者】
【氏名】田中 憲悟
【審査官】岸 健司
(56)【参考文献】
【文献】 特開2013−097662(JP,A)
【文献】 特開2018−139145(JP,A)
【文献】 特開2008−020991(JP,A)
【文献】 特開2012−216155(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2013/0232017(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2014/0067492(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00−99/00

【要約】
【課題】簡易かつ確実にコードを介した決済を可能とする料金決済システムを提供する。
【解決手段】料金決済システムは、複数の空間Xを時間貸しする店舗側に設けられた店舗側端末1と、空間Xを時間借りする利用者側に設けられた利用者端末2と、該店舗側端末1に接続され、空間Xの利用状況から決済を行う決済管理装置3と、空間Xにおいて決済用のQRコード(登録商標)を表示するコード表示部4を備える。
【選択図】図1

(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
空間を時間貸しする店舗側に設けられた店舗側端末と、該空間を時間借りする利用者側に設けられた利用者端末と、該店舗側端末に接続され、該空間の利用状況から決済を行う決済管理装置とを備える料金決済システムにおいて、
前記決済管理装置により、
前記利用者の前記空間の利用を認識する空間利用認識工程と、
前記空間利用認識工程により前記利用者の前記空間の利用が認識された場合に、該空間の利用代金決済するための少なくとも決済用URLを含むコードを生成するコード生成工程と、
前記コード生成工程により生成された前記コードを前記空間内のコード表示部に表示するコード表示工程と
が実行され、
前記利用者端末により、
前記コード表示工程により前記空間内の前記コード表示部に表示されたコードを読み込むことにより前記決済用URLへのアクセスを行うコード読み込み工程と、
前記コード読み込み工程により読み込まれコードが有効か否かを前記管理装置に問い合わせるコード有効判定工程と、
前記コード有効判定工程によりコードが有効である場合に、前記決済管理装置から取得される決済金額を案内する決済画面を表示する決済画面表示工程と、
前記決済画面表示工程により表示された前記決済画面により決済を実行する決済実行工程と
が実行され、
前記決済管理装置により、
前記空間利用認識工程において前記利用者の前記空間の利用の終了が認識された場合は、前記コード生成工程により生成されたコードを無効化するコード無効化工程と、前記コード表示工程により前記コード表示部に表示されたコードの表示を削除するコード削除工程とが実行された後コードが再生成されない一方、前記コード読み込み工程におけるコードの読み込みにより前記利用者端末との間の決済処理が開始された場合は、前記コード生成工程により生成されたコードを無効化するコード無効化工程と、前記コード表示工程により前記コード表示部に表示されたコードの表示を削除するコード削除工程とが実行された後、前記決済画面表示工程により表示された前記決済画面により決済が成功しないときにコードが再生成されることを特徴とする料金決済システム。

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