登録番号:6338749(利用情報提供システム) 2018年8月2日

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】特許第6338749号(P6338749)
(24)【登録日】平成30年5月18日(2018.5.18)
(45)【発行日】平成30年6月6日(2018.6.6)
(54)【発明の名称】利用情報提供システム
(51)【国際特許分類】
G06Q 50/10 (2012.01)
G06Q 50/12 (2012.01)
G06Q 20/40 (2012.01)
【FI】
G06Q 50/10
G06Q 50/12
G06Q 20/40 330
【請求項の数】2
【全頁数】11
(21)【出願番号】特願2017-143294(P2017-143294)
(22)【出願日】平成29年7月25日(2017.7.25)
【審査請求日】平成29年10月3日(2017.10.3)
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】514161257
【氏名又は名称】ビックリック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000800
【氏名又は名称】特許業務法人創成国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】大和田 雅人
(72)【発明者】
【氏名】田中 憲悟
【審査官】宮地 匡人
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2016/135860(WO,A1)
【文献】国際公開第2011/040401(WO,A1)
【文献】特開2016-126669(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2007/0027775(US,A1)
【文献】ホテルサイトへの決済システムの導入事例 ホテル日航関西空港様,[online],株式会社ゼウス,2017年 6月 6日,[検索日:平成30年1月29日],URL,https://web.archive.org/web/20170606031934/http://www.cardservice.co.jp/support/cases/nikkokix.html
【文献】SMSを利用した決済サービス,[online],株式会社電算システム,2017年 6月29日,[検索日:平成30年1月29日],URL,https://web.archive.org/web/20170629225034/http://www.dsk-ec.jp:80/products/sms/
【文献】Webサイト不要。メールを利用した決済サービス,[online],ベリトランス株式会社,2017年 5月 1日,[検索日:平成30年1月29日],URL,https://web.archive.org/web/20170501013510/https://www.veritrans.co.jp/casestudy/maillink.html
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
【要約】
【課題】クレジットカードによる決済情報をはじめとする空間の利用状況に対応した利用情報を適切に提供することができる利用情報提供システムを提供する。
【解決手段】利用情報提供システムは、複数の空間Xを時間貸しする店舗側に設けられた店舗側端末1と、空間Xを時間借りする利用者側に設けられた利用者端末2と、店舗側端末1に接続され、空間Xにおいて利用者のクレジットカードによる決済に供する空間端末3と、空間の利用代金をクレジットカードで決済する決済装置4とを備える。
【選択図】図1
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
空間を時間貸しする店舗側に設けられた店舗側端末と、該空間を時間借りする利用者側に設けられた利用者端末と、該店舗側端末に接続され、該利用者端末との間で情報の受け渡しを行う空間端末と、該空間の利用情報を管理する管理装置とを備える利用情報提供システムにおいて、
前記空間端末と前記管理装置とのいずれか一方または両方により、
前記利用者の利用者端末の端末IDを特定する端末ID特定工程と、
前記空間の利用情報を照会するURLを生成するURL生成工程と、
前記URL生成工程により生成されたURLを、前記端末ID特定工程により特定された端末IDにショートメール送信するURL送信工程と
が実行され、
前記利用者端末により、
前記URL送信工程により送信されたショートメールにより、前記URL生成工程により生成されたURLにアクセスするURLアクセス工程が実行され、
前記管理装置により、
前記店舗側端末から前記空間の利用情報を取得する利用状況取得工程と、
前記利用状況取得工程により取得された利用状況に対応した利用情報画面を生成して表示する情報画面生成工程と
を備え 前記空間端末と前記管理装置とのいずれか一方または両方により、
前記利用者端末の位置を特定する利用者端末位置特定工程と、
前記利用者端末位置特定工程により特定された前記利用者端末の位置が前記空間の利用に供する範囲であるか否かを判定する位置判定工程と
が実行され、前記位置判定工程により、前記利用者端末位置特定工程により特定された前記利用者端末の位置が前記空間の利用に供する範囲である場合に、前記URL生成工程により生成されたURLを、前記端末ID特定工程により特定された端末IDにショートメール送信する利用情報提供システムであって、
前記空間端末は、前記利用者端末と近距離通信する通信装置を備え、
前記利用者端末位置特定工程において、前記空間端末の前記通信装置が、前記利用者端末と通信している場合に、該利用者端末が該空間内にあると特定し、前記位置判定工程において、該利用者端末の位置が該空間の利用に供する範囲であると判定することを特徴とする利用情報提供システム。
【請求項2】
請求項1記載の利用情報提供システムにおいて、
前記管理装置よる前記情報画面生成工程により生成される利用情報画面が、前記空間の利用代金を決済する決済画面であることを特徴とする利用情報提供システム。

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