登録番号:6226352(遠隔操作システム) 2017年11月19日

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】特許第6226352号(P6226352)
(24)【登録日】平成29年10月20日(2017.10.20)
(45)【発行日】平成29年11月8日(2017.11.8)
(54)【発明の名称】遠隔操作システム
(51)【国際特許分類】
H04Q 9/00 (2006.01)
H04M 11/00 (2006.01)
G06F 3/0484 (2013.01)
【FI】
H04Q 9/00 301Z
H04M 11/00 301
G06F 3/0484
【請求項の数】3
【全頁数】12
(21)【出願番号】特願2017-37485(P2017-37485)
(22)【出願日】平成29年2月28日(2017.2.28)
【審査請求日】平成29年3月2日(2017.3.2)
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】514161257
【氏名又は名称】ビックリック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000800
【氏名又は名称】特許業務法人創成国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】大和田 雅人
(72)【発明者】
【氏名】田中 憲悟
【審査官】藤江 大望
(56)【参考文献】
【文献】特開2013-062778(JP,A)
【文献】特開2009-239395(JP,A)
【文献】特開2008-071313(JP,A)
【文献】特開2008-009953(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F3/00-3/01
3/048-3/0489
3/18
13/00
H03J9/00-9/06
H04M3/00
3/16-3/20
3/38-3/58
7/00-7/16
11/00-11/10
H04Q9/00-9/16
【要約】
【課題】操作対象機器が通信機能を備えていない場合や、操作対象機器のモニタ画面の表示内容が遠隔操作機器側で認識されない場合でも、簡易かつ確実に、操作対象機器を遠隔操作機器により操作することができる遠隔操作システムを提供する。
【解決手段】遠隔操作システム100は、画面取得部121と、画像判定部122と、状態提供部123と、操作受付部131と、操作信号出力部132と、操作正誤判定部133と、状態データベースDBとを備える。さらに、遠隔操作システム100は、対象機器XのモニタX1の画像をキャプチャするキャプチャ装置141と、制御対象XのキーボードX2に重畳的に接続された制御インターフェイス142とを備える。
【選択図】図1
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
対象機器のモニタ画面の状態に基づいて、該対象機器を遠隔操作機器から遠隔操作する遠隔操作システムにおいて、
前記対象機器のモニタ画面をキャプチャ装置を介してキャプチャして画像として取得する画面取得部と、
前記画面取得部より取得した前記画像から該画像の状態を判定する画像判定部と、
前記画像判定部により判定された前記状態を前記遠隔操作機器に提供する状態提供部と、
前記遠隔操作機器からの操作を受け付ける操作受付部と、
前記操作受付部により受け付けた前記操作を前記対象機器の操作信号に変換して制御インターフェイスを介して該対象機器に出力する操作信号出力部と
を備え、
前記画像判定部は、前記画面取得部より取得した前記画像から該画像の状態として、前記対象機器が操作可能な画面状態であるか判定し、
前記状態提供部は、前記画像の状態が前記対象機器が操作可能な画像状態である場合に、該操作可能な画像状態に対応した操作入力画面を生成して前記遠隔操作機器に提供することを特徴とする遠隔操作システム。
【請求項2】
請求項1記載の遠隔操作システムにおいて、 前記操作信号出力部は、前記対象機器のヒューマンインターフェイスに重畳的に接続され、該ヒューマンインターフェイスのエミュレート信号として、操作受付部により受け付けた前記操作を前記対象機器の操作信号に変換して該対象機器に出力することを特徴とする遠隔操作システム。
【請求項3】
請求項1または2記載の遠隔操作システムにおいて、
前記操作信号出力部により前記対象機器に操作信号を出力した後に、前記画面取得部を介して取得した画像の状態から、操作正誤の判定を行う操作正誤判定部を備えることを特徴とする遠隔操作システム。

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