(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】特許第5818050号(P5818050)
(24)【登録日】平成27年10月9日(2015.10.9)
(45)【発行日】平成27年11月18日(2015.11.18)
(54)【発明の名称】ステータス判定システム
(51)【国際特許分類】
Ｇ０６Ｔ 7/00 (2006.01)
Ｇ０６Ｑ 50/12 (2012.01)
Ｇ０６Ｔ 1/00 (2006.01)
【ＦＩ】
Ｇ０６Ｔ 7/00 １００Ｚ
Ｇ０６Ｑ 50/12 １１０
Ｇ０６Ｔ 1/00 ５１０
【請求項の数】4
【全頁数】13
(21)【出願番号】特願2015-14475(P2015-14475)
(22)【出願日】平成27年1月28日(2015.1.28)
【審査請求日】平成27年3月16日(2015.3.16)
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】514161257
【氏名又は名称】ビックリック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000800
【氏名又は名称】特許業務法人創成国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】大和田 雅人
(72)【発明者】
【氏名】田中 憲悟
【審査官】松浦 功
(56)【参考文献】
【文献】特開２００８－２１８７３７（ＪＰ，Ａ）
【文献】特開２００３－１５０９６１（ＪＰ，Ａ）
【文献】国際公開第２００３／０５８５５４（ＷＯ，Ａ１）
【文献】特開２００９－２９４９２５（ＪＰ，Ａ）
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,ＤＢ名)
Ｇ０６Ｔ ７／００
Ｇ０６Ｔ １／００
Ｇ０６Ｑ ５０／１２

【要約】
【課題】モニタ画面からその画面上のステータス情報を簡易かつ確実に取得することができるステータス判定システムを提供する。
【解決手段】ステータス判定システム１は、モニタＸの画面をアダプタ装置Ｗを介してキャプチャして画像として取得する画像取得手段１０と、該画像がステータス情報を取得すべき画像であるか判定する画像判定手段２０と、該画像がステータス情報を取得すべき画像と判定された場合に、該画像の特定ポイントの色彩情報を取得する色彩情報取得手段３０と、取得した特定ポイントの色彩情報をステータス情報に変換するステータス変換手段４０とを備える。
【選択図】図１
(57)【特許請求の範囲】
【請求項１】
モニタ画面上のステータス情報を取得するステータス判定システムにおいて、
前記モニタ画面をキャプチャして画像として連続的に取得する画像取得手段と、
前記画像取得手段により取得された前記画像に対して、該画像がステータス情報を取得すべき画像であるか判定する画像判定手段と、
前記画像判定手段により前記画像がステータス情報を取得すべき画像と判定された場合に、該画像の特定ポイントの色彩情報を取得する色彩情報取得手段と、
前記色彩情報取得手段により取得された前記特定ポイントの色彩情報をステータス情報に変換するステータス変換手段と
を備え、
前記ステータス変換手段は、前記特定ポイントの色彩情報が前記連続的に取得した画像間で同一の場合に、前記色彩情報取得手段により取得された前記特定ポイントの色彩情報をステータス情報に変換することを特徴とするステータス判定システム。
【請求項２】
請求項１記載のステータス判定システムにおいて、
前記画像判定手段は、前記画像取得手段により取得された前記モニタ画面の画像に対して、予め座標位置として設定可能な特定除外ポイントの色彩情報を取得し、該特定除外ポイントの色彩情報に基づいて該画像がステータス情報を取得すべき画像であるか判定することを特徴とするステータス判定システム。
【請求項３】
請求項１または２記載のステータス判定システムにおいて、
前記色彩情報取得手段は、前記特定ポイントを座標位置として予め設定可能であって、該座標位置の特定色彩情報と該座標位置を取り囲む周辺座標の周辺色彩情報とを取得し、
前記ステータス変換手段は、前記特定色彩情報と前記周辺色彩情報とに基づいてステータス情報への変換を行うことを特徴とするステータス判定システム。
【請求項４】
請求項１記載のステータス判定システムにおいて、
前記画像取得手段により取得された前記モニタ画面の画像に対して、一定色数に変換するフィルタ処理を施した上で、予め座標位置として設定可能な特定除外ポイントおよび特定ポイントのぞれぞれの色彩情報と該座標位置を取り囲む周辺座標の周辺色彩情報とを取得し、該色彩情報と該周辺色彩情報とに基づいて該特定除外ポイントおよび該特定ポイントの色彩を決定する画像処理手段を備え、
前記画像判定手段は、前記画像処理手段により決定された特定除外ポイントの色彩に基づいて該画像がステータス情報を取得すべき画像であるか判定し、
前記ステータス変換手段は、前記画像処理手段により決定された特定ポイントの色彩に基づいてステータス情報への変換を行うことを特徴とするステータス判定システム。